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Instagram(インスタグラム)とは
スマートフォンアプリで写真・動画を手軽に投稿できるSNSです。
その手軽さもひとつのポイントとして、芸能人をはじめ女子高生を中心に人気となり、今一番勢いのある人気のSNSといえるでしょう。
飲食店や企業の活用もかなり定着しています。うまく活用することで、集客・拡散につながります。
そんな流行のインスタグラムですが、アカウントを作ったけれど「どう運用したらいいかわからない」「どうすれば活用できるのかわからない」とお悩みの飲食店・グルメ企業の担当者も多いのではないでしょうか。
まずは、お客様となる一般のユーザがどのようにインスタグラムを使っているのかを考えてみます。
【1】ユーザの考えを知る
■インスタグラムの投稿を見たユーザの行動パターン
インスタグラムでお店を知って(料理の写真をみて)、思考・行動
認知・共感
- いい写真・おいしそうな写真だな~。私も行ってみたい!
- こんな場所にこんなお店があったなんて知らなかった!ちょっと遠いけど、いつか行ってみよう。
- あのグルメな〇〇ちゃんが絶賛のお店なら間違いない!
反応中心の心理
- このお店のこのメニューはインスタ映えがすごい!私も撮りたい!
お店を知った上で、更に調べる
(来店期待度:高め)
失敗したくない心理
- グルメサイトで評価は高いけど、本当かな?インスタでの評判はどうだろう?(逆の順序もあり)
- 評価が高いお店だけど、他にどんなメニュー(見た目的に)があるんだろう。
- 今度の「〇〇会」の店選びの候補はいくつか絞れたぞ。あとはインスタユーザの投稿を見て最終判断だ!
反応中心の心理
- インスタ映えする美味しそうな(または、「いいね」がいっぱい付きそうな)写真が撮れるのかな?
■インスタグラムへ投稿するユーザの心理
- インスタ映えばっちりの写真が撮れた。みんなに見せたい!
- この新店舗の情報を早くみんなに伝えたい。
- こんなおいしいお店があるなんて知らなかった。みんなにも教えよう。
以上のような思考を踏まえて、それらの要求に応えられる事が重要です。
【2】ユーザの投稿意欲をそそる環境づくり
投稿意欲をそそるポイントは
- 味
- 見た目・写真映え
- 店内の雰囲気・デザイン・おしゃれ感
- 評判
- 応援したい心理
等が考えられます。「味」はお店の基本といえますが、インスタグラムの場合は、なによりも「見た目」と言えるでしょう。「インスタ映え」や「フォトジェニック」という表現が流行するほどです。
インスタ映えを考慮した、写真を撮りたくなるような「環境・場所」や「タイミング」や「メニューの色味・飾り付け」等の工夫が重要です。
例えば、
- 環境や場所としては「テーブル」や「うつわ」のデザイン。美味しそうに撮れる光の加減。
- タイミングとしては、メニューがずらっと並んで豪華にとれるような提供方法だったり、お客様へ「よろしければ、ぜひカメラをご準備ください」と一声かけたり。
- メニューの色味・飾り付けとしては、若者向けにカラフルでポップにしたり、高級感をだしたり。インスタグラムは動画の投稿もできますので、炙り系の料理であれば、目の前で炙っている様子を見せたり。
自らがインスタグラム投稿を楽しむ事が、投稿意欲をそそるポイントをおさえる一番の近道かもしれません。
【3】お店からの発信は「ハッシュタグ」をうまく使う
お店からの投稿の際に「ハッシュタグ」を付けることが重要です。
「いいね」が欲しいユーザは自身が投稿した際に、自身がつけたハッシュタグと同じタグがついた投稿に「いいね」をする事があります。
同じように、店舗からの投稿時には同じタグの投稿に「いいね」をしてあげると、その投稿を見てくれる可能性が高まり、「いいね」を返してくれます。
タグを付けられる上限は決まっていますので、お客様が検索しそうなキーワードとあわせて、下記のようなポイントをおさえて投稿するといいでしょう。
- 店名
- 正式な商品名
例: #〇〇の〇〇風ラーメン - 一般的な商品名
例: #ラーメン - 省略された商品名(あれば)
例: #〇ラー - 商品の材料
例: #金箔 - 地域
例: #銀座 #東京都 #東京都中央区 - 最寄り駅
例: #銀座駅 #東銀座 - 〇〇部 等、流行りのハッシュタグ
例: #ラーメン部
【4】フォロワーとのコミュニケーション
フォロワーとなってくれたユーザとのコミュニケーションも重要です。
こまめに「いいね」をくれたり、しつこくない程よいコメントをくれたりすると、「すごい見ていてくれている」と感じます。
最初は反応が薄くても、密かにチェックしてくれていたり、いつか来てくれる可能性が高まります。
お店の表情をうまくインスタグラムで伝えられれば、ファンも増えていくかもしれません。
【5】リピートしたい心理
インスタ映えする写真が撮れた時、インスタの反響が良かった時、そのユーザは「再度そのお店で写真を撮りたい」と思うでしょう。
そんな気持ちに応えるために、ユーザを飽きさせないインスタ映えするメニューを定期的に提供し、お店からもSNS等でアピールする事をおすすめします。
満足してくれたお客様は必ずリピートしてくれます。
逆に、せっかくお店に来てくれても、お店の対応・接客が悪かったりすれば、SNSへ投稿されず、リピートしてくれることもなく、最悪、評判を落とすことになります。
インスタグラムの活用はあくまでも集客の「入口」ですので、最後は「味」「接客」が重要になります。
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